みなさまこんにちは!

今日もブログを読んでくださってありがとうございます。

前回の記事のつづきです。

 

引き続きこの本を読んで学んだことについて書いていきます

自分の「気分」を知ろう

 

前回の記事で、「自分の気分と周りのムードを同調させることによって心がやすらぐ」というようなことを書きましたが、自分の気分を知るって結構むずかしいですよね。

どうすりゃいんだ!と思っていたところ、、作者の植木さんはこう書いていらっしゃいます。

すなわち、

「自分の気持ちをでなぞらえる」!

色ですって!!!

 

なぜ色で表すのかというと、

「気分というのは、一言や二言で言い表せるようなシンプルなものでない」から。

もっともやっとした感覚で、人に説明してもなかなかわかってもらえないようなもの。

そんなつかみどころのない「気分」を言葉で表現するのは難儀なこと。

 

ーでも、色なら、「いまの私の気分は、こんな色味にちかいかな」というふうに、比較的簡単に気分を投影しやすく、数えきれないほどの種類があります。

ー同書 p62より

 

なるほどぉ・・・!

自分の気分を色で表現することによって、簡単に、的確に自分のこころの動きを把握できるようになるのね!

 

最初は「色を選ぶ」ことに違和感を覚えたり、難しかったりするかもしれませんが

毎日続けているとだんだん慣れてきて、パッと思い浮かぶようになるようです。

 

山吹色かなぁ~。

「なぜその色なのか」っていうのは突き詰めて考えなくていいそうです。

パッと、「そんな感じかな~」って思い浮かべればそれでいいんですって。

 

そして、色で気分を思い浮かべること(=自分の「気分」を理解すること)によって何が変わるのか。

 

それは・・・

日々全然違う色を思い浮かべることを自覚して、「人の色は毎日変わるものだ」=「変わるのがふつうなんだ」と実感できる。

 

ちょっとつらい色、かなしい色の気分だったとしても、「こんな色の日もある」「今日は今日、明日は明日」とつらさやかなしさをそのまま受け取れるようになれる。

つまり、ストレスに打たれ強くなる というのです…!

 

すごいじゃないか!!色~!!

 

まだまだある!

気分を色にあてはめることの効果はまだまだある!

全部は書ききれないけど、特に「なるほどなあ」と思った点を紹介させてください。

 

・「自分の色合い」をコントロールしやすくなる

自分の気分とは裏腹に、「こうふるまわなきゃいけない」「こう見せなきゃいけない」というタイミングは誰しもありますよね。

朝からブルーでも、友達と会う予定があったら友達の前でシクシク泣くわけにいかないし

会社に行ったらピシっと働かなきゃいけない。

でも、あまりに自分の今日の色とかけ離れた行動をすると、その離れた分だけ心が疲れてしまう。

その疲れを未然に少しでも防ぐために、

「自分の今日の色」と「見せなきゃいけない色」を調合するのです!←読んでて「…???」ですよね。

つまり

今日の色は真っ黒!最悪!でも大事なプレゼンが控えていて、オレンジ色の溌剌とした印象を見せなければいけない。

そんなときは、ふたつの色の中間の茶色あたりを目指して、「元気!やる気!!」というよりはちょっと落ち着いて話をするように心がける。

すると妙に上がって空回りすることも少なくなり、自分らしくいられるというのです。

なんだか抽象的にも思えますが、トレーニングすることによって疲れやストレスを少しでも減らせたら嬉しいですよね。

 

・どの色の自分も受け入れることによって、自分を好きになれる

ひとりの人間に、いろんな色が詰まっている。

どの自分の色も大切に思えたら、心から「幸せ」を感じられるはず。

さらにそれがコントロールできるようになり、いろんな自分の色をいつでも取り出せるようになれば、自信に繋がり、「自分はうまくいく」という自信に裏打ちされた充実感が高まる…そうです。

 

わたしは今まで自分の嫌な気持ちに蓋をすることが多かった分、色を引き出してコントロールする作業は大変かもしれないけども、チャレンジしてみたいなあと思えました。

こういうのは「信じる力」が大切だと思うんですよね!

「え~、うさんくさい!」って思わず、「きっとそうなるんだ!」って信じて行動すればきっと変わる。そういうもんだと思ってます。

 

注意すること

さて、自分の色を探したり、その色に向き合う(落ち込んだときはとことん落ち込むとか)作業について、

気をつけなければいけないことがあるそうです。

本書では7つ紹介されていたのですが、個人的に大事だと思うことを3つほどピックアップ。

 

まず

・「他罰的」な発想を持たない。

人のせいにしないということです。上手くいかないことがあったら人ではなく

自分を責める。

つらいけど、この方が早く立ち直れるのです。これは実感を持って納得できる。

・「可変性のないこと」は突き詰めない

自力で変えようのないことを嘆いても仕方ない。

努力、練習量、作戦など「変えられること、なんとかなりそうなこと」だけで落ち込む。

 

これはダメ↓

こうする!↓

徹底的に落ち込む勇気を持つことがだいじだそうです!!

 

そして最後に

これが一番大事だとおもう

・「つらいこと、悲しいことには必ず終わりがある」と信じること

どん底沼に落ちてハマって、もう抜け出せない、生きていけない、と思うときもあるかもしれませんが

いつか必ず終わりが来るはず!!

そう強く信じることが大切だそうです。

 

むしろ、くら~いなが~いトンネルを抜けたら、一皮むけて強くなった自分に会えるはずです!

わたしも小中のとき一度底つき体験したからこそハッピーを感じられるのかもしれないなあ。

 

そう考えると、落ち込むこともそう悪くないことに思えますね。

 

わたしもこれからは現実逃避せず、まっすぐ自分と向き合って、ますます強くやさしい人間になりたいな!

みなさまの明日や将来を照らすヒントになることができたら嬉しいです!(人の本のまとめだけど…)

 

もっと詳しく知りたい!という方はぜひこの「ネガティブな自分をゆるす本」読んでみてくださいね!(回し者ではありませんが…)

 

ここまで読んでくださってありがとうございました~!